ABOUT US
シックスエイトについて
PHILOSOPHYリズムの調和と
グルーヴの創造
シックスエイトは、本来のリズムの調和と
グルーヴ創りをサポートします。
それは本当にあなた(たち)のリズムですか?
シックスエイトのシンボルは「ジェべバラ」という楽器。「ジェべバラ」は、アフリカ・バンバラ族の言葉で「調和の楽器」という意味があります。
そして、シックスエイトとは、8分の6拍子のこと。音楽に詳しい人ならすぐにわかりますが、8分の6拍子。どんなリズムか分かりますか?
1、2、3、4、6、8の拍子を含むことができるリズムのことです。これを「インクルーシブなリズム」と言っています。8分の6拍子を聞いてみてください。
※インクルーシブ=すべてを包括する、包みこむという意味。
シックスエイトは、「インクルーシブなリズム」のように、いろいろな個性を大切にしながら、ひとり一人が周囲との調和を大切に、本来、自分自身に備わっている独自のリズムやペースを思い出し、自分らしく表現できるように、また、そんなひとり一人のリズムが共鳴することで組織がグルーヴを引き起こしていく、そのプロセスを支援しています。
※グルーヴ=身体を動かしたくなるような高揚感
私たちは、個々の人々が楽しみながら、独自性を活かして、うまく集団として響き合う。そんなインクルーシブな組織づくりを、人に寄り添い、伴走しながら実現していきます。
CONTEMPLATIVE
TRANSACTIONAL ANALYSIS
静かに観て、方向を定め、無駄なことをやめる
私たちは動く前に「観えて」いるのか?
TA(Transactional Analysis)は、人間の内的世界、人間関係、組織や社会で起こるダイナミクス(営み/動き)に名前をつけて、取り扱いやすくする実践心理学です。
そのことで、私たちの「間」で起こっていることのつながりを全体感を持って観る。そんな「レンズ」のようなものです。
発祥してから70年以上。何千人もの実践研究者が積み重ねてきたTAの理論は、他分野の要素も取り入れながら今日まで発展してきました。そして、今も進化し続けています。
現象学、ゲシュタルト心理学、実存主義、そしてナラティブや社会構成主義、システム思考など、これらを統合して、科学よりも実践に重きを置いて、その解像度を上げ続けてきています。
Contemplative TAⓇ(コンテンプレイティブ)は、そこに、シックスエイト独自に、修験道や禅、マインドフルネスなどの実践と世界観を統合したもの。
ただ「見る」のではなく、静かな心で、より解像度高く、そして、迅速に「観る」ことを目指した新しいTAの体系として、組織開発からカウンセリングまで、共通アプローチとして採択しています。
何かをする前に、私たちの周囲で起こることを素早く見極め、それから動く。
そのことで、より効果的な対応を重ねて行くことができます。
それがさらに余裕を生み出し、本来の人や組織の独自のリズムを表出させることができる。
それがシックスエイトのアプローチです。
MESSAGE
代表メッセージ
シックスエイト/代表
鴻池 亜矢
企業組織で働いていたときの私には、いつも疑問がありました。
「この会社は、こんなに素敵で優秀な人たちが集まって働いているのに、なぜうまく機能していないのだろう?」
「同じゴールを目指しているのに、こんな風に誤解や対立が起きてしまうのは、どうしてだろう?」
「仕事がこんなにもしんどいのは何故なんだろう?」
これらの問いへの答えを探したくて、人間関係と組織について学び始めました。
そうしたら、さらに様々な問いが出てきてしまいました。
問いが多すぎて、それらへの答えもまた色々ありすぎて混乱していたときに、私のTransactional Analysisのトレーナーがこんなことを言いました。
「亜矢、私には、あなたの問いの裏にある願いの方がたくさん聞こえてくる」
このときに思い出した言葉が、願(がん)という言葉です。
これは仏教のことばで、いわゆる「誓い」のことです。
仏は衆生(生きとし生けるもの)を救うため、菩薩のときにこの「願」を立てるそうです。
私のような、仏でも菩薩でもない未熟な人間は、まずは悟りを得るための修行にあたってこの「願」を立てます。
この言葉を思い出したとき、「願」は「願い」に基づくのではないかと私は思いました。
そして、自分の願いに基づいて「願」を言葉にしてみたら、混乱は収まりました。
「自分という人間を、上手に場に還元していく」
「組織のひとり一人がその素敵さを活かせるような調和ある場の創造をお手伝いする」
「ひとり一人が“楽”に生きるためのお手伝いをする」
「これらのプロセスで得たものを、感謝とともに周囲に手渡していく」
これらが、いまのところの私の「願」です。
この「願」に始まるこれからの道ゆきでみなさまにお会いできることを、心から楽しみにしております。
略歴
通信キャリアでの法人営業・サービス開発、人材紹介サービス企業でのキャリア・コンサルタントを経て、組織・人材開発のコンサルタントとして働く。
現在は独立し、ファシリテーター・コンサルタント・カウンセラーとして、ダイバーシティ&インクルージョン、組織活性化、マネジメント力向上などの施策立案、実行を幅広く担当している。
Transacional Analysisについては、2007年に学びをスタートし、2016年からはイギリスのトレーナーの元、多国籍グループで学びを重ねる。2018年からは、日本とイギリスを年間7−8往復しながら学びを続け、20ヵ国以上の多様な国籍・文化の同僚と学びを深めてきている。
現在は、国際TA協会(ITAA)認定Provisional Training and Supervising Transactional Analyst(准教授会員)として、国際基準に適したTAのトレーニングを提供し始めている。